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EC運営で絶対にやってはいけない目標設定の立て方。

  • 投稿日 : 2023/02/22
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  • 最終更新日 : 2023/11/30

ECサイトのひとり運営で年商1億円を4期連続達成している三浦です。普段はミウラタクヤ商店を運営しつつ、簡易ECコンサルサービス「EC家庭教師」を提供しております。最近オンラインサロンを開始しました。

「目標売上は300万円です。」

ECサイトを立ち上げるときに目標を掲げることが多いと思います。今後頑張るために、その数字を目標にがんばろう的な。
ただ目標の立て方は順序があって「素材」と「情熱」が必要だと思っています。あくまで組織でなく個人の場合での話になりますが、無根拠で目標を掲げるほど馬鹿らしいことはないです。
組織の場合、共通目的がなければ組織の運営は成り立ちませんから目標は必要。だけど、たくさん見てきた目標は「押し付け」スタッフにどうしたら売上が立つと思う?って無茶振りするケースばかり。
そうするとスタッフさんも撃つ手が限られて「セール」みたいな企画が最優先となり、連発することで、結局売れなくなって、現場が疲弊していくという事業者さんをたくさん見てきました。
これって健全かな?
って思った時に、多分健全ではないし、おそらくひとりECの場合、その健全ではない作法を取り入れるってことは非効率だと考えています。
目標設定は頑張る方向性で「なにがなんでも達成する数値」ではないと思いましょう。そして、その数字に絶対に根拠を持ちましょう。目標は達成するもので、事業者の「勢い」のパロメーターではないです。

んで必要な根拠が「素材」と「情熱」です。

ひとりECな人に「目標売上はいくら?」と聞くと大体「まずは100万円」と言われます。100万円は正直いって大金です、そして今朝のスペースでも話をした通り、そんな簡単に稼げる金額ではないです。
ただ「なんとなく」100万円と考える人は多いです。ただ、目標を100万円で考えると、道のりが遠すぎるので、先行きがみえずに、ぼんやりした施策でいつまで経っても達成することはできません。だから20万円をまず達成したいって思う方が正解です。
そして、最初にやるべきは能動的に売れる方法を見つけること。
僕がいう「素材」というのは数字の根拠、EC運営における大事な指標は「アクセス数」「受注率」「注文単価」になる、この数字を確実に抑えて、自分の現状を把握するようにしましょう。
「アクセス数5000PV」
「受注率1%」
「注文単価5000円」
の場合5000×1%×5000円=250,000円
になります。
で目標が1,000,000の場合は、アクセス数か受注率か、注文単価の変数のどれかを4倍にしなければなりません。
そしてその4倍を叩き出すのに必要なアクションは?って考えていくのが目標を達成するための道標。だけど実はこの3つの指標を抑えずして、なんとなく100万円って考えるひとが多かったりします。
そして、数字を能動的に達成するために「道筋」ってのが大事。その道筋が根拠のになる数字です。落ち着いて整理して、今月20万円は固いな、じゃあ30万円売りたい、そのためにはどうすれば?みたいな考え方で100万円まで押し上げるって方が成功確率が間違いなく上がります。
素材がない時に、考える目標って当たるはずがないんです。
だから、まず売上目標を立てるときに数字の素材は必ず用意するようにしましょう。
「その売上本当に必要?」
もう1つよくあるのが「いつまでに?」という期限を設けないこと。例えば100万円売上を上げるのは1ヶ月後?半年後?1年後?
時間は有限で、できることは人間限られます、短期的に大きく数字を取ろうとするだけで人間は疲弊してしまう構造になってしまっており、焦るほど意味がわからない行動をし始めます。
ただ考えてほしいのは「その売上、その期限までになぜ必要なのか?」です。借金があるなら返さなければいけないし、食っていけなくなるなら頑張らないといけない。
ただ、無目的に売上ばっか求めてませんか?ってことで、自分の生活に負荷が少なければ、焦らないで良いと思ってます。その目標に達成への情熱を持ってるか?って考えてみてください。
もし辛いと思ってしまうのであれば、その目標はやめたほうがいいです。目標設定は必要なことですが、間違った方法で設定すると、諸刃の剣になりかねません。人間は弱いので、自分で決めた目標を守れる人なんぞ少ないです。で、目標立てたけど、達成できないことが続くと「負け癖」がつきます。
負け癖は本当に厄介です。
ただ目標設定って慎重にやると、しっかり達成できる計画ってのは立てられるものです。だから目標設定は慎重にすることが大事。
だからECサイトの売上目標を考える時は「素材」と「情熱」を目標設定において持てるように頑張っていきましょう。慎重に考えましょう。

ECサイトのひとり運営で年商1億円を4期連続達成している三浦です。普段はミウラタクヤ商店を運営しつつ、簡易ECコンサルサービス「EC家庭教師」を提供しております。最近オンラインサロンを開始しました。

「目標売上は300万円です。」

ECサイトを立ち上げるときに目標を掲げることが多いと思います。今後頑張るために、その数字を目標にがんばろう的な。
ただ目標の立て方は順序があって「素材」と「情熱」が必要だと思っています。あくまで組織でなく個人の場合での話になりますが、無根拠で目標を掲げるほど馬鹿らしいことはないです。
組織の場合、共通目的がなければ組織の運営は成り立ちませんから目標は必要。だけど、たくさん見てきた目標は「押し付け」スタッフにどうしたら売上が立つと思う?って無茶振りするケースばかり。
そうするとスタッフさんも撃つ手が限られて「セール」みたいな企画が最優先となり、連発することで、結局売れなくなって、現場が疲弊していくという事業者さんをたくさん見てきました。
これって健全かな?
って思った時に、多分健全ではないし、おそらくひとりECの場合、その健全ではない作法を取り入れるってことは非効率だと考えています。
目標設定は頑張る方向性で「なにがなんでも達成する数値」ではないと思いましょう。そして、その数字に絶対に根拠を持ちましょう。目標は達成するもので、事業者の「勢い」のパロメーターではないです。

んで必要な根拠が「素材」と「情熱」です。

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